メンタル心理カウンセラーとは?資格取得のメリット・注意点や生かし方をご紹介

メンタル心理カウンセラー

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日本能力開発推進協会が認定する「メンタル心理カウンセラー」は、心理カウンセラーが持てる民間資格のひとつです。

この資格を取得するとどのようなメリットがあり、反対に何に注意しなければならないのでしょうか。関連するその他の資格の情報にも触れながら、くわしく解説していきます。

メンタル心理カウンセラーとは

メンタル心理カウンセラーとは、心理カウンセラーが取得できる資格の名称です。誤解されがちですが「メンタル心理カウンセラー」という名前の職業ではありません。まずはメンタル心理カウンセラーの概要をご紹介します。

【メンタル心理カウンセラーの概要表】

認定団体日本能力開発推進協会
独学不可能
取得方法・協会指定の認定教育機関等のカリキュラムを修了すること
・カリキュラム修了後、資格試験に合格すること
費用受験料:5,600円
学習時間の目安約2ヶ月間
更新の有無なし

日本能力開発推進協会が指定するカリキュラムを修了し、資格試験に合格することでメンタル心理カウンセラーの称号を得られます。学歴や職歴などは問われず、試験の難易度も決して高くありませんが、カリキュラム修了が必須であることから独学では資格を取得できません。

メンタル心理カウンセラー資格のメリット

メリットのブロック

メンタル心理カウンセラー資格を取得するメリットは次の3つです。

<メンタル心理カウンセラー資格のメリット>

  • 心理カウンセリングの基礎を学べる
  • 通信で講座・試験を受けられる
  • 短期間で取得を目指せる

順番にくわしく解説しましょう。

心理カウンセリングの基礎を学べる

メンタル心理カウンセラーになる過程の講座では、カウンセリングや心理学に関する基礎を学べます。資格を管理する日本能力開発推進協会によると、受験資格を得るために修了する必要はあるカリキュラムにおける履修内容(学習範囲)は次のとおりです。

<カリキュラムの履修内容>

  • カウンセリングに関する基礎知識
  • クライエントに関する基礎知識
  • 心理学に関する基礎知識
  • 精神医学の基礎知識

心理カウンセラーとして活動するために最低限必要な知識が凝縮されています。講座においては、開業方法などの大学・大学院では学べないノウハウも身につけられることがあり、将来的な独立開業を目指す人にとっても魅力的な内容です。

通信で講座・試験を受けられる

心理カウンセラーになるための講座・試験はすべて通信で受けられます。合格に必要な学習時間はおよそ2ヶ月とやや短めですが、他の科目を学んでいる学生や社会人にとっては、通学しながらこの期間を費やすのは難しいでしょう。しかし、この資格は空いた時間を使って受講・受験できることがメリットです。

短期間で取得を目指せる

先述したとおり、メンタル心理カウンセラー資格の難易度は決して高くありません。1日あたり2~3時間を勉強に費やすことができれば、多くの人が約2ヶ月で受験に合格できる能力を身につけられます。また、試験は随時受け付けられていますから、たとえ不合格になったとしても翌年まで待たず再受験が可能です。

メンタル心理カウンセラー資格の注意点

デメリットを考える女性

メンタル心理カウンセラーは試験の難易度が高くなく、受講費用も5,600円と安いため、注意点はとくにありません。この資格だけで心理カウンセラーとして採用されるのは難しいかもしれませんが、定期的に更新する必要もなく、その他の資格を取得するための足掛かりとしても生かせます。

メンタル心理カウンセラー資格はどのように生かせる?

メンタル心理カウンセラー資格の生かし方を5つ見ていきましょう。

<メンタル心理カウンセラー資格の生かし方>

  • 心理カウンセリング学習の入門とする
  • 現在の職場(社内)で生かす
  • 現在の職場(社外)で生かす
  • 独立開業する
  • 自分自身の悩み改善・問題解決にもつながる

順番にくわしく解説します。

心理カウンセリング学習の入門とする

メンタル心理カウンセラー資格の位置付けは「基礎を学ぶ」というものです。就職・転職の可能性を高めたり、ステップアップを目指したりするためには、難易度の高い別の資格も取得するとよいでしょう。そのための入門としてメンタル心理カウンセラー資格を生かすことができます。

現在の職場(社内)で生かす

資格を自分のために生かすこともできます。たとえば同僚とコミュニケーションをとる際や、部下をマネジメントするために役立てるとよいでしょう。また、人事担当者の場合は、社員からの相談に応じてケアをすることにより、離職率を下げられる可能性もあります。

現在の職場(社外)で生かす

社外でメンタル心理カウンセラー資格を生かすこともおすすめです。資格によって得た知識は顧客へのアプローチに生かすことができます。たとえば営業を担当している人の場合、営業成績を大幅に向上させられるかもしれません。

独立開業する

資格を取得することで、JADP認定メンタル心理カウンセラーを名乗れるため、独立開業する際に顧客に訴求するポイントを増やせます。先述したように、受験前に受講する講座では開業に関するノウハウを学べることもあるため、意欲と資金次第では資格取得直後から独立開業することも可能です。

自分自身の悩み改善・問題解決にもつながる

自分自身が抱えている悩み・問題を解決するうえでも、メンタル心理カウンセラー資格を生かせる場面があるでしょう。偏った考え方を直したいと考えている方や、ストレスを感じることが多いといった方は、資格によって得た知識を生かして楽に過ごしやすくなります。

メンタル心理カウンセラー資格の取得方法

資格講座を受ける人

メンタル心理カウンセラー資格の取得方法をご紹介します。

<資格取得方法>

  1. 日本能力開発推進協会指定の機関が行う全カリキュラムを修了する
  2. カリキュラム修了後、協会ホームページから「検定試験申込」を行う
  3. 受験料の5,600円(税込)を支払う
  4. 試験を受け、得点率70%以上を獲得して合格する
  5. 試験から約1ヶ月後に合否結果が送付される

カリキュラム修了までにかかる期間の目安はおよそ2ヶ月です。修了直後に受験して合格した場合、受講開始から資格取得までにかかる期間はおよそ3ヶ月です。

メンタル心理カウンセラー以外のおすすめ資格

メンタル心理カウンセラー以外の資格としては、とくに以下の3つの取得をおすすめできます。

<メンタル心理カウンセラー以外のおすすめ資格>

  • メンタル士心理カウンセラー®
  • メンタルケアカウンセラー
  • メンタルケア心理士

名称は似通っていますが、それぞれ特徴が異なるため、順番にくわしく解説しましょう。

メンタル士心理カウンセラー®

心理学の基礎知識をはじめ、ストレスから発生する症状や対処法について理解していることを示す民間資格です。

【メンタル士心理カウンセラー®の概要表】

認定団体日本メディカル心理セラピー協会
独学可能
取得方法試験において70%以上の評価を獲得する
費用1万円
学習時間の目安約2ヶ月間
更新の有無なし

ストレスへの対処法について深く学べることがこの資格の特徴です。現代社会において、ストレスを感じずに働ける職場はほとんどありません。そのため病院や歯科医院、介護施設、学校などさまざまな場所でメンタル士心理カウンセラー®が活躍しています。

<メンタル士心理カウンセラー®資格の取得方法>

  • インターネット上で試験に申込、在宅受験を行う
  • 70%以上の評価を獲得すると資格を取得できる

メンタルケアカウンセラー

メンタルケアカウンセラーのカウンセリングの様子

メンタルケアに関する基礎知識を筆頭に、心の病気に関する知識、カウンセリング技術などをトータルで証明できる民間資格です。

【メンタルケアカウンセラーの概要表】

認定団体・メンタルケア学術学会
・生涯学習開発財団
・ヘルスケア産業推進財団
独学不可能
取得方法レポートを提出し、修了認定テストに合格する
費用5,600円
学習時間の目安約3ヶ月間
更新の有無なし

講座を受講するなかでレポートの提出などを行い、最終的に修了認定テストに合格すると資格が与えられます。初歩的な資格であるため、活躍できる職場は一般企業などごく一部に限られるでしょう。しかし、特別な準備をせずに取得できる資格であるため、取得しておいて損はありません。

<メンタルケアカウンセラー資格の取得方法>

  • テキストを使って学習し、添削課題で一定の成績を残す
  • 修了認定テストを受験して合格すると資格を取得できる

メンタルケア心理士

メンタルケアに関する深い知識を持つことを証明できる民間資格です。

【メンタルケア心理士の概要表】

認定団体・メンタルケア学術学会
・生涯学習開発財団
・ヘルスケア産業推進財団
独学不可能
取得方法・こころ検定2級に合格すること
・メンタルケア学術学会指定教育機関で教育課程を修了すること、
もしくは認定心理士等の資格を保有していること
費用5,600円
学習時間の目安約4ヶ月間
更新の有無なし

メンタルケアカウンセラーと同じメンタルケア学術学会が資格を管理しています。試験の難易度が上がるため活躍できる分野が広がりやすく、医療や教育、福祉などの現場で活躍する人もいる資格です。なお、検定料はメンタルケアカウンセラーと変わりません。

<メンタルケア心理士資格の取得方法>

  • メンタルケア学術学会指定教育機関で教育課程を修了する
  • こころ検定2級に合格する
  • 上記2つの条件を満たすことで自動的に資格を取得できる

まとめ

メンタル心理カウンセラーとは、心理カウンセラーが取得する資格のひとつです。初歩的な資格ではありますが、心理カウンセリング学習の入門とするほか、現在の職場や独立開業で生かすことや、自分自身の悩み改善に生かすこともできます。難易度も高くないため、最初に取得する資格としてターゲットにしてもよいでしょう。

実際に心理カウンセラーを目指したい方におすすめの通信講座2選

今回は初心者でも在宅でプロの心理カウンセラーを目指せるおすすめの資格通信講座を二つご紹介します。

①「あなたに最適な資格が13種類から見つかる」諒設計アーキテクトラーニング

心理カウンセラーに関する13種類もの資格取得が可能なため、カウンセリングの方向性が明確な方におすすめの講座です。 例えば、子どもや夫婦・家族を相手にした心理カウンセラー資格など対象者に合わせた資格取得講座から、音楽療法が学べるメンタル心理ミュージックアドバイザーなどのカウンセリング方法が異なる資格講座まで幅広く選択することが可能です。 また、試験免除講座や個別指導も準備されているので忙しい方やしっかり学びたい方でも安心して受講できます。

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②「女性のための資格通信講座」SARA School JAPAN

日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)や日本インストラクター技術協会(JIA)認定校のこちらは、『すべての女性は輝ける』をテーマにした”女性のための資格通信講座”で、 心理カウンセラーを目指す女性におすすめです。 また、心理カウンセラー資格では講座を受講し課題を提出するだけで資格取得が可能というプランもあり、安心して受講できるのも魅力の一つ。 完全在宅のみで最短1か月で2つの心理カウンセラー資格が同時に取得できるため、仕事や家事・育児に忙しい方でも取得しやすい環境になっています。

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