【例文あり】心理カウンセラーの志望動機の考え方・書き方を解説!

履歴書の志望動機欄

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心理カウンセラーとして就職を目指す際、履歴書に書いたり、面接で尋ねられたりすることが多い項目といえば志望動機です。志望動機はどんな内容にすると就職が有利、もしくは不利になるのでしょうか。ポイントをわかりやすく解説したうえで、希望業種別の例文をご紹介します。

心理カウンセラーの志望動機を考える際のポイント

心理カウンセラーの志望動機を考える際のポイントは5つあります。

<心理カウンセラーの志望動機を考える際のポイント>

  • 心理カウンセラーを目指したきっかけを振り返る
  • 心理カウンセラーに求められる人間性を把握する
  • 自分自身の強みや弱みを認識する
  • 仕事に活かせる経験をまとめる
  • 就職後にやりたいこと、どのように貢献できるかを考える

それぞれのポイントをじっくりチェックしてみましょう。

心理カウンセラーを目指したきっかけを振り返る

なぜ心理カウンセラーを目指したのか、きっかけを振り返りながら整理しましょう。心理カウンセラーを目指したいと思った決定的なできごとがある場合は、志望動機として生かせる場合があります。人の役に立つことをしたいのか、自分が挫折した経験があったからなのかなど、原点に立ち返ることが第一です。

心理カウンセラーに求められる人間性を把握する

心理カウンセラーに求められる人

心理カウンセラーには、以下のような人間性を求められます。

<心理カウンセラーに求められる人間性>

  • クライエント(相談者)に共感できる
  • クライエントを尊重でき、自分の意見を押し付けることがない
  • 心を開いてクライエントに接することができる
  • 自分自身を客観的に見つめられる
  • 地域や社会への関心が深い

このような人間性を持つことをアピールできれば、心理カウンセラーとしての適性があると見込まれやすくなるでしょう。

自分自身の強みや弱みを認識する

自分自身の強み・弱みを両方認識しましょう。他者を助けるためには他者以上に強くなければなりませんが、反対に弱さを知らなければ人の心はわかりません。挫折した経験などを振り返り、包み隠さず面接官に伝えられる勇気が必要です。

仕事に活かせる経験をまとめる

仕事に活かせそうな経験をまとめておくことで、どういったクライエントに対応できるのか想像してもらいやすくなります。資格の勉強などによって得たポジティブな知識・経験はもちろん、先述したように挫折した経験も心理カウンセラーの仕事に活かせることを覚えておきましょう。

就職後にやりたいこと、どのように貢献できるかを考える

就職後にどんな仕事をしたいのか、会社や社会にどのような貢献ができるのかも考えておきましょう。志望している企業にどんな悩みを抱えた人が来やすいのか、相談内容に特徴的な点はあるのかといった点をリサーチしておくと便利です。自分の経験や能力を活かせるポイントを伝えることで、採用は大きく近づきます。

心理カウンセラーの志望動機といて記載してはいけないこと

×のプレートとノート

反対に、心理カウンセラーの志望動機といて書くべきではないことを3つのポイントに分けて解説します。

<心理カウンセラーの志望動機といて記載してはいけないこと>

  • 職場や経営理念に魅力を感じた
  • 就職してから学びたい
  • 経験を積みたい、自分自身のメンタルケアに役立てたい

このような内容の記載がなぜ不利に働くのか、その理由をわかりやすく解説します。

職場や経営理念に魅力を感じた

「職場や経営理念に魅力を感じた」といった志望理由は、心理カウンセラーに限らず多くの職業の採用面接の受け答えで広く使われています。しかし、これを心理カウンセラーの面接で伝えてはいけません。職場への魅力が、カウンセリングを通じた人助けという目的には直結しないためです。

企業が重視するのは経営理念などへの共感ではなく、クライエントに心理カウンセラーとしての知識を還元できるかどうかです。気持ちよく働いてくれる人材だとしても、クライエントのためにならないと判断された場合、有効な売り込みはできません。

就職してから学びたい

謙虚な人が書いてしまいがちなのが「就職後にたくさんの物事を学びたい」といった一節です。しかし、これは心理カウンセラーとして就職を目指す人が書くべきではありません。企業としては、大切なクライエントをある種の実験台のように扱えないためです。

人によって悩みや苦しみの中身はさまざまですから、心理カウンセラーは自らが持つ引き出しを最大限に使い、常に最適な対応をとる必要があります。セオリーを無視して、カウンセリングを勉強の場として使われることは企業にとってリスクでしかなく、こういった受け答えをする人は敬遠されがちなため注意しましょう。

経験を積みたい、自分自身のメンタルケアに役立てたい

向上心の高さをアピールするために「経験を積みたい」といった言葉を使ってしまいがちですが、このような志望動機もNGです。企業が心理カウンセラーに求めるのはあくまでも即戦力としての能力で、未熟なカウンセラーをクライエントにつけることはできません。

また、自分自身のことを話すのもNGと考えましょう。心理カウンセラーの仕事はクライエントに寄り添い、傾聴することが基本です。面接の場で他者のことよりも自分のことを優先するかのような発言をすると、そもそもカウンセラーとしての適性がないと判断されるリスクがあります。

【職場別】心理カウンセラーの志望動機の例文

志望動機の例文

心理カウンセラーの志望動機の例文を職場別にご紹介します。

<心理カウンセラーの志望動機の例文>

  • 教育機関への就職を目指す場合
  • 企業への就職を目指す場合
  • 医療機関や福祉施設への就職を目指す場合

参考にできる部分を切り抜きながら、自分の言葉に置き換えて志望動機を仕上げましょう。

●教育機関への就職を目指す場合

私は学生時代にいじめられた経験があり、家族や友達にも打ち明けられませんでした。そんなときに救いの手を差し伸べてくれたのがスクールカウンセラーの方です。
話をしているうちに気持ちが落ち着き、自分が抱えている内向的な一面にも気付いて、自分を見つめ直し自信を持ってクラスに戻ることができました。
そのあとは劇的に人間関係を改善でき、いじめを克服できたため、同じ悩みを持つ子どもの役に立つ仕事がしたいと考えて心理カウンセラーになろうと決意しました。

●企業への就職を目指す場合

私は資格選びの際、迷わずに産業カウンセラー資格を選択しました。その理由は、社内で快適に仕事ができる環境を作ることが、社会の活性化につながると確信しているためです。
御社に採用していただけた場合、人間関係などに悩む同僚の心に寄り添い、前向きな状態で仕事に戻れるよう支援できます。
また、リストラ等によって心に傷を負った社員や、休職中の社員にも誠心誠意を尽くして接し、御社にネガティブな感情を残さないようカウンセリングを行います。

●医療機関や福祉施設への就職を目指す場合

私の母は長年にわたって祖父の介護を続けてきました。その姿を間近で見続けたからこそ、介護される側だけでなく、介護する側のつらさも痛いほど理解できています。
母の心の苦しみを少しでも楽にしてあげたいという一心で心理カウンセラーの勉強を行い、母と接するなかで少しずつ笑顔を取り戻してもらうことができました。
私は心理カウンセラーの知識を活かし、多くの人の心を楽にしたいと思っています。御社では患者様・ご家族様双方に寄り添い、笑顔を引き出すことで快適な暮らしを実現させる助けになりたいです。

まとめ

心理カウンセラーとして面接に臨む際、重視されるポイントのひとつが志望動機です。志望動機には書くべきこと・書いてはいけないことがあるので、それぞれを細かく確認することが重要です。本記事に掲載した志望動機の例文も取り入れながら、自分の言葉で志望動機を作りましょう。

実際に心理カウンセラーを目指したい方におすすめの通信講座2選

今回は初心者でも在宅でプロの心理カウンセラーを目指せるおすすめの資格通信講座を二つご紹介します。

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