心理カウンセラーの年収はいくら?職業別・資格別・年代別に解説

心理カウンセラー 年収

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心理カウンセラーを目指す人にとって気になるのは就職後の年収でしょう。そこで本記事では、職業別・資格別・年代別の3つに分けて、心理カウンセラーの年収をくわしく解説します。

年収アップを果たすためのコツにも触れているので、すでに心理カウンセラーとして活躍中の方もご注目ください。

心理カウンセラーの給料・年収を【職業別】に解説!

心理カウンセラーの給料・年収を職業別に見ていきましょう。

<職業別に見た心理カウンセラーの給料・年収>

  • 一般企業で勤務する場合
  • 学校で勤務する場合
  • 病院・クリニックで勤務する場合
  • 福祉施設で勤務する場合
  • 独立開業する場合

それぞれ正社員と非常勤に分けて解説します。

一般企業で勤務する場合

一般企業で勤務する場合の給料・年収の目安は次のとおりです。

【一般企業で勤務する場合】

正社員年収:300~400万円
非常勤時給:1,500~2,000円

民間企業に勤める場合、給料は会社の規模によって大きく異なります。基本的には正社員として勤めますが、非常勤の場合は時給1,500~2,000円が相場でしょう。

学校で勤務する場合

学校など教育機関で勤務する場合の給料・年収の目安は以下のとおりです。

【学校で勤務する場合】

正社員年収:300~400万円
非常勤時給:3,000~5,000円

学校で働く心理カウンセラーは、とくに非常勤の場合は給料が高い傾向にあります。週あたり8~12時間までと労働時間に制限が設けられるため、掛け持ちして働くと高収入を得られるでしょう。また「スクールカウンセラー」か「スクールカウンセラーに準ずる者」かによって待遇が異なります。

病院・クリニックで勤務する場合

病院やクリニックで勤務するカウンセラー

病院やクリニックで勤務する場合の給料事情は次のとおりです。

【病院・クリニックで勤務する場合】

正社員年収:300~400万円
非常勤時給:1,500~2,000円

正社員として働く場合は「公認心理師」や「臨床心理士」といった上級資格が必要とされるケースが目立ちます。やや採用条件が緩くなる非常勤の場合、教育機関ほどの高額な時給を稼ぐことはできませんが、いくつかの病院・クリニックの掛け持ちが認められる可能性が高いでしょう。

福祉施設で勤務する場合

福祉施設で勤務する場合の給料・年収は、正社員と非常勤で以下のとおりです。

【福祉施設で勤務する場合】

正社員年収:300~400万円
非常勤時給:1,500~2,000円

基本的には民間企業に勤めるため、施設によって年収や給料は大きく異なりますが、年収の目安は300~400万円と他業種とほぼ変わりません。社会福祉士、精神保健福祉士などの資格を取得することで、条件を引き上げられる場合があります。

独立開業する場合

独立開業する場合の年収の目安は以下のとおりです。

【独立開業する場合】

年収100~1,000万円以上

クライアントの数や性質に応じて年収は大きく変化します。専門性の高い資格を取得したり、複数の資格を取得したりすることでクライアントを増やせるでしょう。収入が不安定になりにくいという欠点がありますが、自分の好きな仕事を選べることも独立開業のメリットです。

心理カウンセラーの給料・年収を【資格別】に解説!

給料・年収をスマホで検索する様子

心理カウンセラーの給料・年収目安を、次の資格ごとに見ていきましょう。

<資格別に見た心理カウンセラーの給料・年収>

  • 公認心理師
  • 臨床心理士
  • 認定心理士
  • メンタル士心理カウンセラー®
  • 社会福祉士

目標とする年収がある場合は、希望をかなえやすい資格の取得を目指すことをおすすめします。

公認心理師

心理職としては唯一の国家資格となる公認心理師ですが、年収の目安は以下のとおりです。

【公認心理師の場合】

年収300~400万円

平均的な年収は300~400万円ですが、公認心理師が活躍する場所はとても多く、勤務先によって待遇が大きく変化します。1,000万円以上を稼ぐ人もいる仕事なので、国家資格ならではの魅力を感じられるかもしれません。

臨床心理士

民間資格としては難関の臨床心理士の年収は以下のとおりです。

【臨床心理士の場合】

正社員年収:300~400万円
非常勤時給:1,500~2,000円

臨床心理士も幅広い分野で活躍しているため、平均を大きく上回る給料を得ている人もいます。有資格者の約半数が非常勤で働いており、掛け持ちを前提にできる人に向いている資格です。

認定心理士

認定心理士として働く男女

認定心理士の給料水準は以下のとおりです。

【認定心理士の場合】

正社員300~400万円
非常勤時給:1,500~2,000円

その他の関連資格と給料水準はほぼ変わりません。認定心理士は改めて資格試験を受験する必要のない資格ですから、資格取得後に心理カウンセラーとは無関係な仕事に就く人も多くいます。

メンタル士心理カウンセラー®

メンタル士心理カウンセラー®の平均年収は次のとおりです。

【メンタル士心理カウンセラー®の場合】

正社員300~400万円
非常勤時給:1,500~2,000円

会社勤めの場合の給料相場は、その他の資格とほとんど変わりません。この資格を取得すると、在宅カウンセラーやカルチャーカウンセラーとして講師活動をすることが認められるため、独立して成功を収めると高収入を得られるでしょう。

社会福祉士

社会福祉士の年収相場は次のとおりです。

【社会福祉士の場合】

正社員年収300~400万円
非正規社員年収250~300万円

多くの有資格者が正社員として働いています。児童相談所や福祉事務所などの公的機関に勤めるケースが多いため、社会福祉士の年収は正社員・非正規社員ともに安定しやすいことが特徴的です。

心理カウンセラーの給料・年収を【年代別】に解説!

心理カウンセラーの給料・年収を年代別にまとめると、次のとおりです。

【年代別に見た心理カウンセラーの給料・年収】

年代20代30代40代50代
年収250~300万円330~380万円430~500万円500万円
給料15~20万円20~25万円27~32万円32万円

就職先や持っている資格、性別などにより年収・給料の平均が異なります。一般論としては、どの職場でも経験を重ねるにつれて年収・給料が上がることが普通です。また、40代以降では役職に就ける可能性も上がります。

心理カウンセラーが年収アップを目指すには?

心理カウンセラーベテランの女性

心理カウンセラーが年収アップを実現させるためのポイントを6つご紹介します。

<心理カウンセラーが年収アップを実現させるポイント>

  • 実務経験を積んでスキルアップする
  • 複数の資格を取得する
  • 常勤で就職する
  • 複数の学校や企業を掛け持つ
  • 長年勤めて役職に就く
  • 独立開業を目指す

それぞれ細かくチェックしていきましょう。

実務経験を積んでスキルアップする

実績を重ねてスキルアップすることで年収アップを目指せます。高い能力を持つ人ほど年収も高くなる傾向にありますから、働きながらより上級の資格取得を目指してもよいでしょう。心理職に関連する資格のなかには、試験資格として「〇年以上の実務経験」などが課せられることも多く、実務経験を重ねれば自然とこういった条件もクリアできます。

複数の資格を取得する

複数の資格を取得すれば、より多くの相談者と接するチャンスが生まれます。多くのタスクをこなすことにより、給料面の評価も上がりやすくなるでしょう。心理職の資格は通信講座・在宅試験で取得できるものも多く、今の仕事を続けながら新しい資格取得を目指すことも簡単です。

常勤で就職する

どの職種・資格を見ても、常勤と非常勤を比較すると常勤のほうが稼ぎやすいことが事実です。年収アップを目指すならば、まずは常勤で就職することを目指しましょう。正社員になれば福利厚生の条件がよくなる場合がありますし、給与のほかにボーナスや退職金を受け取るチャンスも生まれます。

複数の学校や企業を掛け持つ

非常勤の場合は、複数の学校や企業を掛け持つことをおすすめします。学校勤務の場合は高額な時給を見込めますが、その代わりに労働時間の制限を受けなければなりません。このハンディキャップを克服するためには複数の職場の掛け持ち、とくに私立校での勤務を掛け持ちするとよいでしょう。

長年勤めて役職に就く

年代別の年収・給料を見てもわかるとおり、いずれの職場でも年功序列で年収が上がることが一般的です。さらに実績や人間性が評価されると、役職に就くチャンスが訪れるかもしれません。給料のほかに役職手当を受け取ることによって、年収が劇的に向上する可能性が高まります。

独立開業を目指す

会社員として稼げる給料には限界があります。突き抜けた年収を稼ぎたいならば、独立開業を目指すのもひとつの手です。心理カウンセラーとしての能力のみならず、営業力や企画力なども求められますが、起業に成功すれば1,000万円以上の年収を稼ぐことも夢ではありません。

まとめ

心理カウンセラーの年収は職場や保有する資格、年齢によっても変わりますが、正社員の平均年収は300~400万円前後です。年収アップを目指すならば、実務経験を積んだり、複数の仕事を掛け持ちしたり、新しい資格の取得を目指したりするとよいでしょう。心理職に関連する資格には、通信講座・在宅受験だけで取得できるものも多く、働きながら年収アップを目指すことも可能です。

実際に心理カウンセラーを目指したい方におすすめの通信講座2選

今回は初心者でも在宅でプロの心理カウンセラーを目指せるおすすめの資格通信講座を二つご紹介します。

①「あなたに最適な資格が13種類から見つかる」諒設計アーキテクトラーニング

心理カウンセラーに関する13種類もの資格取得が可能なため、カウンセリングの方向性が明確な方におすすめの講座です。 例えば、子どもや夫婦・家族を相手にした心理カウンセラー資格など対象者に合わせた資格取得講座から、音楽療法が学べるメンタル心理ミュージックアドバイザーなどのカウンセリング方法が異なる資格講座まで幅広く選択することが可能です。 また、試験免除講座や個別指導も準備されているので忙しい方やしっかり学びたい方でも安心して受講できます。

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②「女性のための資格通信講座」SARA School JAPAN

日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)や日本インストラクター技術協会(JIA)認定校のこちらは、『すべての女性は輝ける』をテーマにした”女性のための資格通信講座”で、 心理カウンセラーを目指す女性におすすめです。 また、心理カウンセラー資格では講座を受講し課題を提出するだけで資格取得が可能というプランもあり、安心して受講できるのも魅力の一つ。 完全在宅のみで最短1か月で2つの心理カウンセラー資格が同時に取得できるため、仕事や家事・育児に忙しい方でも取得しやすい環境になっています。

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