心理カウンセラーに高学歴は必要?就職・転職に有利な学校やおすすめ資格を解説

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学歴に自信がなく、心理カウンセラーになれるか不安を抱えている方も多いでしょう。結論として心理カウンセラーには高学歴でなくてもなれますが、就職先によっては一定の学歴や資格を持っていると有利です。本記事では、心理カウンセラーと学歴の関係を解説し、おすすめの資格をいくつかご紹介します。

心理カウンセラーに高学歴は必要?

心理カウンセラーと学歴の関係性についてまとめると、次のとおりです。

<心理カウンセラーと学歴の関係性>

  • 心理カウンセラーには学歴関係なくなれる
  • 一部の心理カウンセラー資格は大学・大学院修了が必須
  • 高卒レベルの学歴はあった方が良い

それぞれのポイントをくわしく見ていきましょう。

心理カウンセラーには学歴関係なくなれる

心理カウンセラーを名乗るのに、学歴や資格は無関係です。極端な話をすれば、心理学について一切学んだ経験がない人でも心理カウンセラーを名乗れます。高卒でも大卒と同じスタートラインに立てることが、心理カウンセラーという仕事の特徴でもあるのです。

一部の心理カウンセラー資格は大学・大学院修了が必須

心理カウンセラーにとって必須な資格はありませんが、一部の資格を取得するためには、大学・大学院修了が必須です。資格ごとに受験資格が異なるため、欲しい資格がある場合は確認しておきましょう。仮に4年制大学卒業が受験資格に含まれる場合、高卒や短大卒のままではその資格を取得できません。

また、心理学部・心理学科など、心理学を専攻することが受験資格に書き加えられることもあります。単なる4年制大学卒業という経歴だけでは、特定の資格を受験できない場合があるため注意しましょう。なお、それ以外の場合は、文系・理系などを問われることもありません。

高卒レベルの学歴はあった方が良い

独立開業する場合は別ですが、一般企業へ就職することを考えると、高卒レベルの学歴はあった方が良いでしょう。これはカウンセラーとしてでなく、社会人としての話であり、中卒の方と高卒の方を比較すると後者の方が明らかに就職に有利だからです。

心理カウンセラーになるのに有利な学歴とは?

有利な学歴

心理カウンセラーになるのに有利な学歴としては、以下の4つを挙げられます。

<心理カウンセラーになるのに有利な学歴>

  • 4年制大学の心理系学部・学科
  • 公認心理師に対応した大学院
  • 臨床心理士指定の大学院・専門職大学院
  • 心理学を学べる専門学校

上記の経歴を持つ場合は上級資格を取得できる可能性もあり、心理カウンセラーになるために有利です。これから心理カウンセラーを目指す方は上記の選択肢から進路を選ぶと良いでしょう。

4年制大学の心理系学部・学科

4年制大学の心理系学部・学科を卒業していれば、後述する「公認心理師」をはじめとする多くの心理カウンセラー資格の受験資格を満たせます。「認定心理士」のように、特定の学部を卒業するだけで取得の条件を満たせる資格もありますから、上級資格取得を目指すならこの道を選びましょう。

公認心理師に対応した大学院

公認心理師とは、心理職としては現時点で唯一の国家資格です。公認心理師になるためには、4年制大学で指定された科目を履修するか、公認心理師に対応した大学院を卒業する必要があります。大学で別の学部を専攻し、そのあとに公認心理師になることを目指している場合は、公認心理師対応の大学院へ進学するのが近道です。

臨床心理士指定の大学院・専門職大学院

民間資格としてとくに権威の高い資格が「臨床心理士」です。臨床心理士になるためには、指定された大学院や、専門職大学院を卒業する必要があります。臨床心理士を目指す場合は、臨床心理士に対応する学校をお住まいのエリアから探し、進学・卒業したうえで資格試験を受けましょう。

心理学を学べる専門学校

心理学を学べる専門学校への進学もおすすめです。たとえば高校から専門学校に進学すると、最短で20歳になる年には心理カウンセラーとして就職を果たせます。大学や大学院と違い、座学に加えて実習などで実践経験を重ねられることも専門学校ならではのメリットです。

心理カウンセラーを目指すなら資格取得がおすすめ

心理カウンセラーの資格を取る人

心理カウンセラーとして就職を目指すなら、企業に対して実力・実績をアピールするために資格を取得しましょう。これから紹介する6つの資格は、いずれも「有利な学歴」がなくても取得するチャンスがあるものばかりです。

<有利な学歴がなくても取得できる資格>

  • メンタル士心理カウンセラー®
  • メンタルケアカウンセラー
  • 行動心理士
  • チャイルドカウンセラー
  • 教育カウンセラー
  • 産業カウンセラー

それぞれの資格の特徴を、受験資格を中心にしながら解説します。

メンタル士心理カウンセラー®

心理学全般の知識をベースとして、ストレスによる影響とストレスへの対処法などの知識を備えることを証明できる資格です。

【メンタル士心理カウンセラー®の概要表】

資格名メンタル士心理カウンセラー®
認定団体日本メディカル心理セラピー協会
独学可能
受験資格・認定講座を修了し、試験において70%以上の評価を獲得する、
もしくはスペシャル講座を受講して修了する
通信のみで取得できるかできる
難易度低い
費用1万円
学習時間の目安約2ヶ月
更新の有無なし

通常講座を修了したうえで資格試験を受けて70%以上の得点率を出す、もしくはスペシャル講座を受講して修了することで資格を取得できます。特別な受験資格はありません。通信講座のみでも取得できる資格であり、試験の難易度も低いため、社会人の方にもおすすめです。

メンタルケアカウンセラー

メンタルケアに関連する資格としてはもっとも入門的です。メンタル士心理カウンセラー®と同様に独学できる資格でもあります。

【メンタルケアカウンセラーの概要表】

資格名メンタルケアカウンセラー
認定団体・メンタルケア学術学会
・生涯学習開発財団
・ヘルスケア産業推進財団
独学可能
受験資格とくになし
通信のみで取得できるかできない
難易度低い
費用5,100円
学習時間の目安約3ヶ月
更新の有無なし

受験資格が設けられていません。試験の参加費用となる5,100円(税込)を支払うと、誰でも今すぐに資格試験を受験できます。この資格だけで就職を果たすのは困難ですが、心理学の基礎知識を学ぶ目的で取得するにはおすすめです。

行動心理士

行動心理士

行動心理学の知識にたけ、人間の思考・傾向への理解力が高いことを認定する資格です。

【行動心理士の概要表】

資格名行動心理士
認定団体日本能力開発推進協会
国家・民間民間
独学不可能
受験資格・協会指定の認定教育機関等のカリキュラムを修了すること
・カリキュラム修了後、資格試験に合格すること
通信のみで取得できるかできる
難易度普通
費用5,600円
学習時間の目安約4ヶ月

指定された認定講座を受講・修了して、資格試験に合格すると資格を取得できます。先述した2つの資格と違い独学はできませんが、難易度は決して高くありません。また、一般的な心理学の基礎知識に加えて、行動心理学基礎理論などの専門的な知識を武器にできます。

チャイルドカウンセラー

不登校や校内暴力、学校内におけるさまざまな問題行動などの対応に求められる、専門的な心理知識を持つことを示せる資格です。

【チャイルドカウンセラーの概要表】

資格名チャイルドカウンセラー
認定団体日本能力開発推進協会
国家・民間民間
独学可能
受験資格・協会指定の認定教育機関等のカリキュラムを修了すること
・カリキュラム修了後、資格試験に合格すること
通信のみで取得できるかできる
難易度普通
費用5,600円
学習時間の目安約4ヶ月間

指定されたカリキュラムを修了し、資格試験に合格することで資格を取得できます。受講・受験をいずれも在宅で行えるため、試験会場に足を運ぶ必要もありません。心理カウンセラーとして子どもと関わる仕事に就きたい場合は、チャイルドカウンセラー資格取得を目指すと良いでしょう。

教育カウンセラー

学校運営全般に関する知識を持つことをアピールできる資格で、先述したチャイルドカウンセラーとは認定団体が異なります。

【教育カウンセラーの概要表】

資格名教育カウンセラー
認定団体日本教育カウンセラー協会
独学可能
受験資格・教育カウンセラー養成講座等を修了している
・相談・援助に関する実践歴が2年以上あるなど
※初級の場合
通信のみで取得できるかできる
難易度普通
費用講座料:3万5,000円
資格申請料:1万円
学習時間の目安

こちらも就職先は学校など教育機関が中心です。ただし、指定された講座を修了することに加え、相談・助言に関する実践歴などが2年以上なければ受験資格を満たせません。

産業カウンセラー

産業医

一般企業に心理カウンセラーとして就職し、同じ会社に所属する会社員や、その家族のメンタルケアができる能力を示す資格です。

【産業カウンセラーの概要表】

資格名産業カウンセラー
認定団体日本産業カウンセラー協会
独学可能
受験資格・協会が実施する養成講座を修了すること
もしくは
・大学院等で心理学を学んでいること
または
・4年制大学の卒業者であり、指定単位を取得していること
通信のみで取得できるかできる
難易度普通
費用受験料:3万3,000円
登録料:7,700円
学習時間の目安約1ヶ月間
更新の有無5年ごとに必要

専用の養成講座を修了し、登録料を支払うと資格を取得できます。「大学院で心理学を学ぶ」「4年制大学で指定単位を取得する」など、その他の受験資格はやや厳しいため、養成講座経由の資格取得はリーズナブルです。

まとめ

心理カウンセラーに高学歴は不要です。ただし、取得する資格によっては「4年制大学卒業」などの受験資格が必要な場合があるため注意しましょう。社会人の方や、できるだけ早く心理カウンセラーとして社会に出たい方には、通信講座を利用した資格取得をおすすめします。

実際に心理カウンセラーを目指したい方におすすめの通信講座2選

今回は初心者でも在宅でプロの心理カウンセラーを目指せるおすすめの資格通信講座を二つご紹介します。

①「あなたに最適な資格が13種類から見つかる」諒設計アーキテクトラーニング

心理カウンセラーに関する13種類もの資格取得が可能なため、カウンセリングの方向性が明確な方におすすめの講座です。 例えば、子どもや夫婦・家族を相手にした心理カウンセラー資格など対象者に合わせた資格取得講座から、音楽療法が学べるメンタル心理ミュージックアドバイザーなどのカウンセリング方法が異なる資格講座まで幅広く選択することが可能です。 また、試験免除講座や個別指導も準備されているので忙しい方やしっかり学びたい方でも安心して受講できます。

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②「女性のための資格通信講座」SARA School JAPAN

日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)や日本インストラクター技術協会(JIA)認定校のこちらは、『すべての女性は輝ける』をテーマにした”女性のための資格通信講座”で、 心理カウンセラーを目指す女性におすすめです。 また、心理カウンセラー資格では講座を受講し課題を提出するだけで資格取得が可能というプランもあり、安心して受講できるのも魅力の一つ。 完全在宅のみで最短1か月で2つの心理カウンセラー資格が同時に取得できるため、仕事や家事・育児に忙しい方でも取得しやすい環境になっています。

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