野菜栽培士は、季節ごとの野菜に含まれる栄養素やそれぞれの野菜に合う食材、野菜の育て方に関する知識を持っていることを証明する資格です。
日本インストラクター技術協会(JIA)が認定しており、認定試験は2か月に1回の割合で実施されています。
講座で使用するのは初心者にもわかりやすい教材で、1日に30分程度の時間が取れれば資格取得が可能です。
さらに、野菜栽培士取得講座の「プラチナコース」を受講すると「野菜栽培士」と「オーガニック野菜アドバイザー」の2つの資格が卒業と同時に取得できます。
「プラチナコース」は試験勉強のために時間を確保する必要もなく、受験料を払ったのに不合格だったという心配もないため、おすすめのコースです。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | 1万円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
野菜栽培士の講座の詳細は、下記をご覧ください。
SARAスクール 野菜資格・野菜栽培士の通信教育・通信講座
オーガニック野菜アドバイザーは、季節ごとの野菜の産地・栄養素・保存方法・レシピに関する知識を持っていることが証明できる資格です。
日本安全食料料理協会(JSFCA)が主宰する認定試験に合格すると取得できます。
「オーガニック」とは、原則として可能な限り化学農薬を使わないだけでなく、生態系への配慮や適切な労働環境への取り組みなども含まれている言葉です。
またオーガニック野菜は「有機野菜」ともいわれ、農林水産省の「有機JAS」規格をクリアした野菜だけが「オーガニック」「有機」と表示できます。
このように条件の厳しいオーガニック野菜について学ぶと、野菜の基礎知識や栄養価などひと通りの知識を身につけられ、仕事にもつながりやすいでしょう。
オーガニック野菜アドバイザーの資格取得講座では、「スペシャル講座」を選ぶことで「野菜栽培士」の資格も一緒に卒業時に取得可能です。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | 1万円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
オーガニック野菜アドバイザーの講座の詳細は、下記をご覧ください。
オーガニック野菜アドバイザーW資格取得講座|通信教育講座・資格の諒設計アーキテクトラーニング
オーガニックベジタブルアドバイザーは、野菜の栽培方法・収穫時期・摂取方法などの知識を身につけていることが証明できる資格です。
一般社団法人日本技能開発協会(JSADA)によって認定されます。
食に関する仕事のほか、健康や美容方面でも応用が可能です。
初心者にも取り組みやすい内容で、試験前には添削課題や問題集などで対策することもできます。
また、オーガニックベジタブルアドバイザーには「テキスト+試験」と「試験のみ」の2つのコースがあり、学習期間が決まっていないため、自分のペース・レベルに合わせて学習を進められるのも特徴です。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | テキスト+試験:4万9,500円 試験のみ:1万1,000円 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70点以上 |
ベジタブル&フルーツプランナーは、栄養学と中医学(中国の伝統医学)からそれぞれの体質や体調に応じた野菜や果物の選び方・食べ方・レシピなどが提案できるようになる講座です。
まず、基礎編で年代別の食環境や、栄養と調理の基礎・旬の食材などを体系的に学び、応用編でさまざまな症状に応じた野菜や果物の選び方などを学べます。
その後、3回の添削課題にチャレンジし、合格したら手続きを経て資格証が発行・発送され、資格を取得する流れです。
受験資格 | 講座修了後に送付される資格申請書を「インターナショナル美容鍼灸協会」へ送付し、かつ申請料の振り込みを完了させた者 |
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受験料 | 申請料:3,000円(税込) |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 非公開 |
野菜&果物コンシェルジュは、野菜や果物の産地・栄養・保存方法・調理法などに精通するスペシャリストと認定される資格で、試験は一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)が主宰しています。
健康に必要な栄養素を野菜や果物から効率よく摂取する方法や、体調を崩した際に摂取すべき食べものを症状別に学ぶことができるため、健康増進にも役立ちます。
講座は一括で支払うほか、サブスクリプションプランもあります。
受験資格 | 一般社団法人日本能力教育促進協会(JAFA)認定機関が定める方法で受験申込をした者 |
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受験料 | 講座費用(一括で税込3万6,300円)に含まれる |
受験方法 | 在宅受験(随時) |
合格基準 | 非公開 |
野菜スペシャリストは、一般社団法人FLAネットワーク協会が認定する資格です。
野菜や果物の栄養・健康効果・調理方法・選び方のほか、野菜を取り巻く社会環境などの知識が身につけられます。
副教材では「野菜と果物の図鑑」「野菜&ヘルシーレシピ集」「野菜生活ダイアリー」「栄養素を逃がさない野菜調理の基本DVD」があり、日常生活にすぐに役立てられます。
講座の最後の添削課題が検定試験となっているため、添削課題をすべて提出し、最後の課題で合格できれば野菜スペシャリストの資格が取得できる仕組みです。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | 講座費用に含まれる |
受験方法 | 在宅受験(随時) |
合格基準 | 70%以上の得点 |
野菜コーディネーターは、一般社団法人ホールフード協会が認定する資格です。
野菜や果物の特徴・選び方・保存方法・おいしさと栄養素を最大限に引き出す調理法が学べます。
西洋野菜やハーブ・和野菜・香味野菜・山菜までを幅広く学べるため、全部で140種類以上の野菜・果物の知識が身につきます。
なお、協会名にもなっている「ホールフード」とは、加工や精製を行っていない食物のこと。
野菜コーディネーター講座で学べば、フードロス対策にもなる野菜の無駄なく活用する方法を身につけられるでしょう。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | 修了証:3,300円(事務手数料440円) 認定証:6,600円(事務手数料440円) |
受験方法 | 受講のみ |
合格基準 | 受講修了 |
野菜ソムリエは日本野菜ソムリエ協会が認定する資格で、生産者と消費者の架け橋になるべく2001年に創設されました。
野菜や果物の上手な選び方から栄養・調理法などまで、幅広い知識が身につきます。
また野菜ソムリエには、下記のように段階に応じて3つのコースがあります。
* 野菜ソムリエ
* 野菜ソムリエプロ
* 野菜ソムリエ上級プロ
野菜ソムリエ取得には野菜・果物の基礎知識を学ぶ講座で、7科目それぞれ2時間程度の受講後、試験に臨む流れです。
野菜ソムリエプロは、18科目×2時間の受講が必要で、取得後は「野菜ソムリエ」を職業にでき、新たな分野での活躍も期待できます。
野菜ソムリエ上級プロを取得する場合は、野菜ソムリエプロでの活動実績が認められるか協会の推薦があり、自宅学習に加えスクーリングも実施されます。
受験資格 | 野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ:特になし 野菜ソムリエ上級プロ:野菜ソムリエプロ資格を所有し、専門領域が確定されており活動実績が認定されている、または日本野菜ソムリエ協会の推薦がある人 |
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受験料 | 野菜ソムリエコース:14万8,000円(税込) 進学野菜ソムリエプロコース(野菜ソムリエ資格取得者):17万2,500円(税込) 野菜ソムリエプロコース:32万500円(税込) 進学野菜ソムリエプロコース(野菜ソムリエ資格取得者):17万2,500円(税込) 野菜ソムリエ上級プロコース:27万円(税込) |
受験方法 | WEB試験または東北・関東・中部・関西・九州の各試験会場 |
合格基準 | 非公開 |
野菜の資格は、野菜や果物についての基礎的な知識が身につくため、普段の料理作りに役立ちます。
「野菜を使った料理のレシピをもっと知りたい」
「子どもの野菜嫌いを克服したい」
などのお悩みを抱える方々の、食生活の改善を後押ししてくれるでしょう。
健康のみならず、美容面でも効果的な野菜のレシピや摂取法を学べるため、普段の食事で健康・美容に十分な栄養素をとり入れることも可能です。
野菜の資格は、農業に携わる場合にも必要な知識が身につきます。
資格の勉強を通して野菜や果物について深く理解できるため、農業にも役立つでしょう。
講座によっては、さらに野菜などの育て方や、作物の魅力の伝え方も学べます。
野菜の資格を取得し、自分が育てた農産物の魅力をたっぷりアピールしませんか?
ヘルシー志向が高まる中、野菜の有資格者がいることをお店の看板に掲げられれば、他店との差別化につながります。
野菜や果物の正しい選び方や見極め方、栄養素などのほか調理法も身についていれば、メニュー開発に役立つでしょう。
また、ホールでもお客様からの質問への受け答えや、プラスアルファで知識を披露すれば厚い信頼を得ることも可能です。
家庭ではなかなかとれない野菜の栄養素が、お店でなら摂取できることが伝われば、集客アップも期待できます。
野菜の資格は、青果店においても役立ちます。
野菜の調理法をポップに記載すれば売上げに貢献できますし、正しい保存方法の知識があれば在庫管理にも有用です。
そのほか、野菜や果物の取り扱い方法や栄養価・食べ合わせなど、青果店では有効となる知識ばかりといえるでしょう。
料理教室の講師を務めるなら、野菜の資格はぜひとも保有しておきたいものです。
野菜不足が指摘されるようになってからかなりの年月が経ちましたが、いまだに解消されていません。
それどころか、サプリメント主体での栄養摂取の危険性もわかってきて、野菜や果物をバランスよく食生活にとり入れる必要性がますます高まっています。
料理教室の講師が、野菜の資格を保有していれば「おいしい野菜の料理を教えてもらえるに違いない」と思ってもらいやすく、申込者の増加を期待できることでしょう。
食のプロともいえる調理師や栄養士も、野菜の資格を取得すれば活躍の場が広がる可能性は大いにあります。
たとえば、就職や転職時に野菜の資格を持っていれば、野菜や果物に関して深い知識があると認識されるため、採用で有利に働くことが考えられます。
将来的に自分のお店を持つ際も、看板に「野菜料理専門店」「○○資格者がいるお店」などと掲載すれば、お店の特徴を打ち出すこともできるでしょう。
野菜の資格の中には、自分で書籍を選び独学で受験できるものもあります。
ただし試験の詳細な内容や傾向は公表されておらず、ポイントを押さえた勉強が困難なため、合格するためには時間を要するかもしれません。
1回目の受験で合格することが難しい可能性もあります。
メリットは、教材を自分で選んで購入するため費用を抑えられること、自分のペースで勉強を進められることなど。
デメリットは、先述のように試験の出題傾向がわからず非効率的な勉強になってしまったり、必要な教材を揃えることが困難で、かえって費用が高くついたりする可能性があることです。
自分のペースでじっくり勉強に取り組みたい方には適している方法といえます。
資格によっては各地でスクールを開校・開講していて、スクールにて受講しなければならないケースもあります。
通学時間の許容範囲は人それぞれですが、あまりにも距離が離れていると何度も通うことは極めて困難です。
このように地理的にスクールに通学できる方が限定的になることや、決められた日・時間に受講が必要な点、受講料が高額になりやすいことも考慮する必要があります。
しかし、メリットもあります。
講師の話を直接聞けるため深い理解を得られる可能性があることや、受講者同士の横のつながりが持て勉強の励みになることも期待できます。
通信講座は、自宅で専用の教材を使用し受講できる制度です。
申込もインターネットなどでできるため手軽で、自分の好きなときに都合に合わせて勉強を進められます。
通学にかかる費用や時間も不要なため、忙しい方や費用を抑えたい方にもおすすめの方法です。
専用の教材を使用するため効率的に学べ、講座によっては質問もできるため、疑問を解消できないまま先に進めなければならないなどの心配もありません。
デメリットは自分ひとりでの学習なので、目標をしっかり定めないと頓挫する可能性があることです。
受けられるサポート体制を活用しつつ、仕事や家事・育児をしながら自分のペースで勉強する方には適している勉強法といえるでしょう。