" alt="カクテル資格とは?難易度・取得方法・活躍の場紹介">
教室おけいこ見つけ隊コラム Vol. 85
カクテル資格とは?難易度・取得方法・活躍の場紹介
2023.05.16
カクテルは、いろいろなお酒や果汁・シロップを混ぜて作るお酒やノンアルコールの飲み物です。
カクテルは美味しく作るだけでなく、シェイクによって生み出される美しい色や香りなどを楽しめます。
組み合わせ次第で何千種類も作れるのもカクテルの魅力なので、楽しみ方は無限大です。
本記事では、カクテル資格について学習方法やおすすめの通信講座を紹介します。
目次

01カクテルについて

カクテルは、お酒や果汁(ジュース)、シロップなどを混ぜて作るお酒やノンアルコールドリンクのことです。
  • お酒×お酒
  • お酒×果汁
  • お酒×シロップ
  • ジュース×ジュース

などでもカクテルになります。
また、カクテルに使用するお酒自体が数百種類もあるので、組み合わせ次第でカクテルの種類は無限に広がります。
カクテルによく利用されるお酒には、ウォッカやジン、ラム、テキーラなどが知られています。
しかしこのリキュール自体にも何種類もの銘柄があり、味や香りも違います。
カクテルは、それらの特徴なども考えながら作り、完成した時の味や見た目、香りなどを把握する必要があります。
そのため、カクテルを作るためのレシピだけでなく、各種類や銘柄など取り入れるべき知識がとても多くあります。
カクテルを作るのに欠かせない道具の一つ、シェーカーの使い方や、混ぜる際に使う分量を測る道具なども、カクテルを作るのに必要です。
カクテルを作る場合には、お酒に関する知識や作り方、レシピ、使うお酒や道具など、さまざまな知識が求められるでしょう。

02カクテル資格の必要性と学習方法

カクテルを作るのに、資格は必ずしも必要ではありません。
しかし、カクテルと言っても種類は数千種類にもなると言われていて、全てをマスターするのはプロでも大変です。
また、カクテルを作る際の道具の扱いや混ぜ合わせ方などによって、カクテルの味や香りは変化します。
カクテルを美味しく、そして美しく作るために、正しい知識やスキルを持っていて損はありません。 カクテル資格は、独学でも学習できます。
関連書籍やインターネットで情報を収集したり、DVDなどを見たりして実践スキルの学習も独学で可能です。
最低限の費用と自分のペースで学習できる点は、独学のメリットと言えるでしょう。
また、カクテルを扱うバーや飲食店などで働いて知識を蓄え、スキルを磨く方法もあります。
カクテルを作る人やプロに直接教えてもらえるので、現場の生の雰囲気や技術をしっかり確かめられ、その場で質問等もできるので、技術的な部分で有利に働く場面も多いでしょう。
しかし資格取得を考えた時には、資格取得に特化した情報を得られるかどうかはわかりません。
カクテルの資格は、通信講座で学習する方法もあります。
通信講座の場合、資格取得のためのカリキュラムで学習をしていくので、資格取得に向けて効率的に学習できます。
最短で資格取得を目指したい人は、通信講座の受講がおすすめです。

03カクテルスペシャリストとしての仕事内容・主な勤務場所・年収

カクテルは飲み物なので食事や飲食に深く関わる性質上、飲食業界が主な活動場所になります。
ここでは、カクテルのスペシャリストが活かせる仕事内容や年収などを具体的に紹介していきます。

3-1バーテンダー

カクテルは、バーで飲むイメージを真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。
バーでカクテルを作る仕事と言えば、バーテンダーです。
バーテンダーはカクテルをお客様に提供して喜んでいただくため、カクテル全般の幅広い知識が必要不可欠となります。
また、カウンターでお客様と対面する場面も多いです。
カクテルを作るスキルや知識だけでなく、コミュニケーション能力も必要になる仕事と言えるでしょう。
バーテンダーの平均年収は、正社員雇用で380万円前後です。

3-2飲食関係

カクテルは、バーだけでなく飲食店でも提供されます。
カクテルに精通していれば、お客様の要望や好みに合わせたカクテルの提供もできるようになり、カクテルのスペシャリストとして勤務できます。
お店のオリジナルカクテルなど、メニュー開発にもカクテルの知識やスキルは役立つでしょう。
飲食関係のお仕事の平均年収は、320万円前後です。

3-3カルチャースクール講師

カクテルに関連する資格の取得で、講師として指導できる基礎知識を得られます。
「宅飲み」需要も高まりつつある今、カルチャースクールでカクテルを教えるのも良いでしょう。
地域施設や自宅の一室、バーなどでもカクテル講座を開講できます。
カルチャースクール講師の平均年収は、450万円前後です。

3-4バー経営

カクテルが好きな方は、自分でカクテルバーの経営に挑戦してみるのも良いでしょう。
まずは、初心者向け〜アマチュア向けの資格を取得して、プロ向けの本格的な資格を取得してステップアップするのがおすすめです。
知識やスキルを磨いたうえでのバー経営は、信頼できるお店へと成長していけるのではないでしょか。
バー経営は初期投資もかかるので、誰でもすぐにできる訳ではありません。
しかしカクテル資格を取得した後の候補の一つとして、バーの開業が念頭にあると資格取得へのモチベーションに繋がるでしょう。
バー経営の場合、平均年収は200~300万程度と低めですが、経営次第で大きく左右します。

04カクテルスペシャリストとしてのやりがい

カクテルスペシャリストと言えば、バーテンダーです。
バーテンダーの立ち振る舞いは、見る人を魅了するような華もあり、やりがいを肌で感じられるでしょう。
カクテルを提供する場所は、お客様と対面するシーンが多いです。
お客様から特別な日に特別な人へ、好みのオリジナルカクテルの作成を依頼される場面もあるでしょう。
直接お客様の顔を見ながらカクテルを提供できるので、喜びを目の当たりにする場面も多いのもやりがいに繋がります。
対面のシーンが多いからこそ、相談や話をしながら仕事をする場面もあります。
誰かの相談相手となるなどといった点でも、直接誰かの役に立てます。

05カクテルの代表的な資格

カクテルを作るのに、資格の取得は必ずしも必要なものではありません。
しかしカクテルのプロとして働く場合、資格の取得は有利に働く場面も多くあります。
カクテル資格をどのように活かしていきたいかなど、自分にあった資格を選ぶのも重要です。
ここではカクテルに関する資格の中でも代表的な資格を紹介します。

5-1バーテンダースペシャリスト

バーテンダースペシャリストは、一般社団法人日本技能開発協会が認定している資格です。
バーテンダーの基礎知識に加え、実践的なレシピやスキルを証明できます。
専用のテキストで学習するだけで試験の対策になるので、初心者でも資格取得が目指せます。
資格取得後は、スキルを活かしてバーの独立開業も可能です。

5-2カクテルバーテンダー

カクテルバーテンダーは、日本インストラクター技術協会(JIA)が認定している資格です。
カクテルに関する知識に精通し、作るスキルや道具なども網羅している人に与えられます。
自宅でカクテルを作って楽しむのはもちろん、就職にも活かせる知識とスキルが証明されます。
資格取得後は、スクール講師などでも活動できます。

5-3カクテルソムリエ

カクテルソムリエは、日本安全食料協会(JSFCA)が認定している資格です。
主なカクテルの種類からベースリキュールの選び方、使用する道具などカクテルに関する基本的な知識とスキルがある人に与えられます。
カクテルの基礎だけでなく関連する知識を幅広く証明できるので、初心者にもおすすめの資格です。

5-4HBA

HBAは、一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会が認定しているカクテル資格です。
HBAの資格認定は、一般向けとプロ向けで分けられています。
一般向けの資格は、指定の通信講座を受講する必要があります。 また、協会の会員でないとプロ向けの資格は受験できません。

06カクテルのスペシャリストになるためにおすすめの資格

カクテルのスペシャリストとして活躍する場合、必ず資格が必要というわけではありません。
しかし、カクテルを作るプロはたくさんいて、コンテストなども各国で開催される奥深い世界です。
カクテルのスペシャリストとして活躍を考えた場合、資格があるのとないのとでは扱いも変化します。
カクテルのスキルや知識を証明するためには、資格の取得はマストでしょう。
カクテルのスペシャリストとして活動していくためにおすすめの資格を2つ紹介します。

6-1カクテルバーテンダー

カクテルバーテンダーはカクテルに関する基礎知識を有し、カクテル作りの方法やスキル、道具のチョイスなどをマスターしている人に与えられる資格です。
リキュールの種類やアルコール度数の調整方法、好みの色を出すための配合など細かな部分まで精通している必要があります。
資格取得後は、カルチャースクールの講師としてカクテルの普及や、技術を教える活動ができます。
受験の方法は以下の通りです。

受験料10.000円(税込)
受験方法在宅受験
合格基準70%以上
申込方法インターネット

試験日程は、以下の通りです。

資格検定試験2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月)
申込期間該当月の1ヶ月前の初日から末日まで
例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで
試験期間該当月の20日から25日の6日間
答案提出期限該当月の30日必着(2月のみ28日)
合格発表翌々月の10日

2ヶ月に一回の頻度で資格認定試験が行なわれているので、自分のタイミングで挑戦しやすく、資格取得に向けた目標を立てやすいでしょう。

6-2カクテルソムリエ

カクテルに関する基礎知識はもちろん、カクテルの主な種類やベースごとに違うカクテルの知識、作成方法やグラスの選び方まで、カクテルを作るうえで必要な知識を習得している人に与えられます。
カクテルレシピの作成なども学習できるので、

  • 趣味でいろいろなカクテルを知りたい人
  • カクテルの知識がない初心者

などにもおすすめの資格です。 受験方法は以下の通りです。

受験料10,000円(税込)
受験方法在宅受験
合格基準70%以上
申込方法インターネット

試験日程は、下の通りです。

資格検定試験2ヶ月に1回開催(2/4/6/8/10/12月)
申込期間該当月の1ヶ月前の初日から末日まで
例:2月の試験の申し込みの場合は、1月1日から末日まで
試験期間該当月の20日から25日の6日間
答案提出期限該当月の30日必着(2月のみ28日)
合格発表翌月の20日

カクテルバーテンダー同様、2ヶ月に1度の試験実施なので、学習ペースや知識の習得状況に応じた試験対策が可能です。
すでに知識のある方は、自分のタイミングですぐ受験できます。

07資格取得におすすめの資格講座

協会認定の通信講座は、学習を効率的に進められるので、カクテルに関する資格を目指す人におすすめできる講座です。
資格取得のためのカリキュラムなので、テキストに沿って学習を進めるだけで一気に資格取得へ近づけます。
  • 早期に資格を取得したい人
  • 確実に資格を取得したい人

などは、通信講座の受講が適しています。
また、認定講座は一度の学習で「カクテルバーテンダー」と「カクテルソムリエ」2つの資格に対応していて、同時取得が可能になっています。

7-1カクテルソムリエW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングの「カクテルソムリエW資格取得講座」は、カクテルに関する基礎知識だけでなく、カクテルの全般的な知識をマスターできるおすすめの講座です。
使う教材はプロが監修していて、全く知識のない方でも安心して学習できるようなカリキュラムになっています。
また、1日30分の学習で資格取得を目指せるようプログラムされているのも魅力です。
学習サポートとして専門のスタッフがひとりひとりに付くため、学習に関する内容であれば何でも相談できます。
基礎講座は、以下の通りです。

対象となる資格カクテルバーテンダー
カクテルソムリエ
受講料59,800円
分割3,300円の20回払(初回4,276円)
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回

基本講座では、2資格とも資格取得に別途申込みが必要です。
基本講座は、初期費用を抑えたい方におすすめできます。
スペシャル講座の概要は、次の通りです。

対象となる資格カクテルバーテンダー
カクテルソムリエ
受講料79,800円
分割3,800円の24回払(初回3,891円)
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回+卒業課題1回

資格試験免除のカリキュラムなら、スペシャル講座の受講がおすすめです。
講座修了と卒業課題の提出で資格が取得できる仕組みになっているので、確実に資格取得ができます。
基本講座は初期費用を抑えられますが、資格試験の申し込みを別途しなければならないので、スペシャル講座とのトータル費用に差額はありません。

7-2カクテル資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールジャパンのカクテル資格取得講座も、「カクテルバーテンダー」と「カクテルソムリエ」の取得が対象です。
資格取得に特化したオリジナル教材で学習していくので、初心者にもわかりやすくなっています。
カリキュラムは知識の習得だけでなく、実践的なスキルもしっかり身につくように構成されています。
初期費用を抑えたい人におすすめの基本コースの内容は、以下の通りです。

対象となる資格カクテルバーテンダー
カクテルソムリエ
受講料59,800円
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回

基本コースは、学習修了後に各協会に試験の申し込みを行う必要があります。
学習計画を立てやすいのも基本コースでしょう。
一方プラチナコースの内容は、以下の通りです。

対象となる資格カクテルバーテンダー
カクテルソムリエ
受講料79,800円
受講期間6ヶ月
(最短2ヶ月)
添削回数5回+卒業課題1回

プラチナコースは、講座修了後の卒業課題の提出で2資格同時に取得ができるようになっています。
両コースとも学習に関する質問はもちろん、独立や開業サポートなどの相談も専門のスタッフが行ってくれるので、サポート体制が充実している通信講座です。

08カクテル資格取得で、自分の可能性をさらに広げよう!!

カクテルが好きな人は、バーテンダーのカクテルを作る凛とした姿に憧れもあるのではないでしょうか。
カクテルに関する資格は、バーテンダーに一歩近づける資格でもあります。
また、世界各国で行なわれているカクテルのコンペなどもあるので、資格がコンペに出場するための知識やスキルの証明にも役立ちます。
数千種類とも言われるカクテルは、作る人や飲む人の好みによって無限大の可能性を秘めた飲み物です。
カクテルの資格を習得すれば、
  • 思い思いのカクテルを楽しめる
  • おもてなしや特別な瞬間などに華を添える演出

なども可能でしょう。 本記事で紹介したカクテル資格についての通信講座の資料請求は、無料で行えます。
カクテルの資格を取得して趣味に箔をつけたり、仕事のスキルアップに活かしてみてはいかがですか?

エリアから見つける

北海道・東北
北陸
関東
東海
関西
中国・四国
九州・沖縄

ジャンルから見つける