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教室おけいこ見つけ隊コラム Vol. 81
フラワーアレンジメント資格とは?気になる仕事内容や年収を徹底解説
2023.05.16
冠婚葬祭やイベントなどでは、会場を彩る花々のおかげで華やかさを演出してくれていますよね。
こうしたお花も実はフラワーアレジメントのエキスパートの方々が裏で準備をしてくれているのです。
イベントでは欠かせない存在であるフラワーアレンジメントの仕事内容や年収、活躍場所を解説していきます。
フラワーアレンジメントのエキスパートになるためにはどうしたらいいのか?勉強方法などもまとめました。
目次
フラワーアレンジメント資格を取得できる通信講座  フラワーアレンジメント資格を取得できる通信講座

01フラワーアレンジメントについて

フラワーアレンジメントとは、給水スポンジに花を刺して飾り付けることを言います。
ブーケにしたり器やかごなどに飾り付けることです。
記念日のプレゼントや結婚式、イベント事など特別な場には欠かせないものになっています。
フラワーアレンジメントはイベントの雰囲気や目的に合わせて、色合いやバランスを考えます。
季節の花を使いながら整え、組み合わせを考えて飾り付けることが、フラワーアレンジメントの大切なポイントです。
最近では花を枯れないように加工した「プリザーブドフラワー」なども人気です。

02フラワーアレンジメント資格の必要性と学習方法

フラワーアレンジメントのエキスパートになるために、必ず資格が必要というわけではありません。
しかし、フラワーアレンジメントを行うためにも正しい知識が必要です。
主に特別なイベントで活躍する仕事でもあるため、失敗はできません。
フラワーアレジメントのエキスパートとして仕事をしたいと考えている方は、きちんとした知識を身に着けておいた方が良いでしょう。
フラワーアレンジメントの勉強は専門学校で学ぶ方法もありますが、通信講座で学習することも可能です。
通信講座であれば費用も抑えられ、自宅にいながら勉強ができるので、忙しい方にもおすすめです。

03フラワーアレンジメントのエキスパートがおこなう仕事内容・主な勤務場所・年収

フラワーアレンジメントのエキスパートとして仕事を行う場合、働く場所や年収はそれぞれ違います。
どんな場所で活躍できるのか、仕事内容や勤務場所、年収を紹介します。

3-1結婚式場・ホテル・葬儀場

フラワーアレンジメントのエキスパートが活躍できる場所といえば結婚式場やホテル、葬儀場などです。
ホテルや結婚式場、葬儀場で専門のフラワーコーディネーターとして就職できる職場もあります。
主に結婚式や披露宴、宴会、イベント、葬儀などの会場装飾と花の管理が主な業務となります。
裏方の仕事になるため決して目立つ仕事ではありませんが、お客様の特別な日を装飾できるやりがいのある仕事でもあります。
年収は勤務先の規模によって異なりますが、大体250万~400万程度になるでしょう。

3-2フローリスト(花屋)

フローリストとはお花屋さんのことです。
未経験者でも就職しやすい勤務先でもあります。
これからフラワーアレンジメントのエキスパートを目指したい方は、まずフローリストに就職するのも良いでしょう。
アルバイトやパートでの募集も多く、未経験でもハードルが低いため、始めやすい勤務場所になります。
仕事内容は花の仕入れ、管理、接客、配達などです。
花の水換えやバケツで水を運ぶなど、力仕事も多いです。
個人のお客様にはブーケの作成や販売業務もありますので、接客を行う場面も多くなります。
花屋によっては結婚式場やホテルと提携して依頼を受けているお店もあり、お店の規模や経営方針によって業務内容もそれぞれ違ってきます。
お店や業務内容、勤務形態によって年収は異なりますが、250万〜350万が基準になります。

3-3フラワーアレンジメント講師

フラワーアレンジメントの講師としての活動も可能です。
自宅やレンタルスペースでレッスンを行うことができます。
生徒の方々にはフラワーアレンジメントを楽しんでもらうだけでなく、お花の管理方法や仕入れ方法なども教えていく必要があります。
フラワーアレンジメントの楽しさを教えながら、よりたくさんの人達の生活に彩りを与えることができるのでやりがいを感じることでしょう。
人に分かりやすく伝える能力や生徒の方々が何を知りたがっているのかを見抜く洞察力、話をよく聞いてあげるのが得意な人は向いているでしょう。
フラワーアレンジメントの講師の年収は、働き方や能力次第で変動しますが、平均で250万〜600万程度になります。

04フラワーアレンジメントのエキスパートとしてのやりがい

フラワーアレンジメントのエキスパートとしての仕事はたくさんのやりがいを感じるでしょう。
特に仕事をしながら感じるやりがいは以下のことがあげられます。
  • お客様の特別な日や思いを飾れる
  • 自分のセンスや技術を活かせる
  • いろんな経験ができる

フラワーアレンジメントの仕事で一番に感じるのが「お客様の特別な日や思いを飾ることができる」ことです。
フラワーアレンジメントは結婚式の式場を装飾したり、プロポーズや感謝の思いを伝える時の花束を作ることもあるでしょう。
主に活躍する場面が人々にとっての大切な日になるのです。
裏方の仕事ではありますが、お客様からは後から嬉しい報告が聞けることもあるでしょう。
このように、大切な日を装飾できるのはフラワーアレンジメントの仕事だからこそです。
2つ目は「自分のセンスや技術を活かせる」という点です。
フラワーアレンジメントは自分のセンスや技術を活かせる仕事でもあります。
常に配色を考え季節の花々を取り入れます。お客様の希望をよく聞いて希望に合った装飾が求められます。
常にどの花を使うのか、配色はどうするのか、バランスを考えながら作りあげるので自分のセンスや技術が活かせるでしょう。
3つ目の「いろんな経験ができる」ということもやりがいの一つです。
フラワーアレンジメントの仕事は働く場所にもよりますが、業務内容の幅が広いです。
結婚式場やイベント会場で仕事をすることもあれば、フラワーショップで花の手入れや管理、接客を行うこともあります。
ずっと同じ仕事をしているというよりは様々な場所でいろんな経験を行っていく仕事になるでしょう。
いろいろな経験ができるということは自分自身を高めることもできるため、とてもやりがいを感じるでしょう。

05フラワーアレンジメントの代表的な資格 

フラワーアレンジメントを仕事にするためには資格取得から目指していくと良いでしょう。
フラワーアレンジメントの代表的な資格は主に以下の3つになります。
  • フラワー装飾技能検定
  • プリザーブドフラワーデザイナー
  • フラワーアレンジメントデザイナー

それぞれの資格について詳しく説明していきます。

5-1フラワー装飾技能検定

フラワー装飾技能検定は厚生労働省が認定する国家資格です。
階級は3級、2級、1級といった階級に分かれています。
それぞれの階級の概要は以下の通りです。

  • 3級:誰でも受験可能
  • 2級:2年以上の実務経験者あるいは3級合格者
  • 1級:7年以上の実務経験者、あるいは3級合格後4年以上、あるいは2級合格後2年以上

3級は誰でも受験可能ですが、2級以上は実務経験もしくは3級合格が条件となります。

5-2プリザーブドフラワーデザイナー

プリザーブドフラワーデザイナー資格は日本インストラクター技術協会(JIA)が主催している資格試験になります。
生花との違いや取り扱い方法などプリザーブドフラワーに関する基礎知識。
フラワーアレンジメントについての幅広い知識を身に着けられる資格です。
主催している日本インストラクター技術協会は教える力を中心としたスキルを認定する協会になりますので、高い技術が身に着けられるため信頼性も高い資格になるでしょう。

5-3フラワーアレンジメントデザイナー

フラワーアレンジメントデザイナー資格は、日本デザインプランナー協会が主催する認定資格です。
花材の見分け方、用具の種類、花をケアする、花の取り合わせ、水あげについてなど花の管理についての基本的な知識。
花材の扱い方、切り分け方、花留め、茎を曲げる、伸ばす、葉に動きを出す方法などアレンジのテクニックについて幅広く学べます。
フラワーアレンジメントを行う上で必ず必要となる基本的な知識が身に着けられるため、未経験の方にはおすすめの資格です。

06フラワーアレンジメントのエキスパートになるためにおすすめの資格

フラワーアレンジメントのエキスパートになるために必ず資格が必要になるわけではありません。
しかし、資格をもっていることで信頼性を得ることができます。キャリアアップや就職にはもっていた方が良いでしょう。
何から始めたらいいのか分からない方は、資格取得を目指してみましょう。
初心者の方にもおすすめの資格は「プリザーブドフラワーデザイナー」と「フラワーアレンジメントデザイナー」の2つです。

6-1プリザーブドフラワーデザイナー

フラワーアレンジメントはもちろんですが、人気のプリザーブドフラワーについても勉強したい方におすすめなのが「プリザーブドフラワーデザイナー」資格です。
生花についてとプリザーブドフラワーについての基礎知識を持ち、花器や配色、アレンジメント技巧を習得した人に認定される資格です。
フラワーアレンジメントの知識にプラスして枯れない花「プリザーブドフラワー」についての知識を深められます。
受験資格は誰でも可能なため、業界未経験の方でも受験できます。
資格試験の概要は以下の通りです。

受験料 10,000円(消費税込み)
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
申込方法 インターネットからの申込み

試験の日程については以下の通りです。

資格検定試験 年に6回開催
2月、4月、6月、8月、10月、12月
申込期間 試験実施月の1ヶ月前(1日~末日まで)
例:12月開催の試験に申し込む場合11月1日~30日までに申し込む
試験期間 実施月20日~25日(期間6日間の間に受験すること)
答案提出期限 実施月の30日まで
合格発表 実施月の2カ月後10日
例:12月に受験の場合2月10日が発表日

試験は年に6回開催されるので、仕事や家事で忙しい方でも都合の良い月を選んで受験できます。
在宅受験であるため、地方に住んでいる方でも移動に時間やお金を取られず受験可能です。

6-2フラワーアレンジメントデザイナー

未経験の人がフラワーアレンジメントについての知識を深めたい方には、おすすめの資格です。
フラワーアレンジメントの基礎的知識を有していることを証明できる資格です。花材の扱い方やブーケやリース、コサージュの作り方などフラワーアレンジメントには欠かせない知識が身に付きます。
何から勉強したらいいのか分からない方は、まずこちらの資格取得に向けて勉強してみると良いでしょう。
資格試験の概要は以下の通りです。

受験料 10,000円(消費税込み)
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
申込方法 インターネットからの申込み

試験の日程については以下の通りです。

資格検定試験 年に6回開催
2月、4月、6月、8月、10月、12月
申込期間 試験実施月の1ヶ月前(1日~末日まで)
例:12月開催の試験に申し込む場合11月1日~30日までに申し込む
試験期間 実施月20日~25日(期間6日間の間に受験すること)
答案提出期限 実施月の30日まで
合格発表 実施月の2カ月後10日
例:12月に受験の場合2月10日が発表日

こちらの資格試験も年に6回開催の在宅受験です。
試験回数が多いので、自分の都合に合わせて資格取得のチャンスがあります。

07資格取得におすすめの資格講座

資格取得に向けて勉強するには、専門学校に通う方法か通信講座で勉強する方法があります。
独学で勉強する方法もありますが、どうやって勉強したらいいのか分からない、一人では勉強が続かずに挫折する人も多いです。
専門学校に通う方法も確実に知識がつきますが、社会人の方や金銭的な余裕がない人にはあまり現実的ではありません。
すでに仕事をしている方や、なるべくお金をかけたくない人にもおすすめなのは通信講座で勉強する方法です。
特におすすめの通信講座は「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクールジャパン」の2つになります。
こちらの2つの通信講座であれば「プリザーブドフラワーデザイナー資格」と「フラワーアレンジメントデザイナー資格」の資格が両方取得できるためです。

7-1フラワーアレンジメントデザイナーW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング

諒設計アーキテクトラーニングでは「プリザーブドフラワーデザイナー資格」と「フラワーアレンジメントデザイナー資格」の2つの資格が取得できます。
講座は「基本講座」と「スペシャル講座」の2つが用意されています。
基本講座については以下の通りです。

対象となる資格 プリザーブドフラワーデザイナー
フラワーアレンジメントデザイナー
受講料 59,800円
受講期間 6ヶ月
(最短2カ月)
添削回数 添削5回
試験に合格で2つの資格取得可能

添削5回を受けた後、試験を受ける必要があります。
試験に合格できれば2つの資格を取得できます。
なるべく費用を抑えたいという方にはこちらがおすすめです。
スペシャル講座についての概要は以下の通りです。

対象となる資格 プリザーブドフラワーデザイナー
フラワーアレンジメントデザイナー
受講料 79,800円
受講期間 6ヶ月
(最短2カ月)
添削回数 添削5回+卒業課題1回
試験免除で2つの資格取得

スペシャル講座なら添削5回と卒業課題の提出で試験が免除され2つの資格が取得できます。
受験料は基本講座に比べて高くなっていますが、確実に2つの資格が取得が可能です。
確実に資格取得を目指したい人はこちらの「スペシャル講座」がおすすめです。

7-2フラワーアレンジメント資格取得講座 | SARAスクールジャパン

SARAスクールでも「プリザーブドフラワーデザイナー資格」と「フラワーアレンジメントデザイナー資格」の2つの資格が取得できます。
こちらも「基礎コース」と「プラチナコース」の2つのコースが用意されています。
基礎コースの概要は以下の通りです。

対象となる資格 プリザーブドフラワーデザイナー
フラワーアレンジメントデザイナー
受講料 59,800円
受講期間 6ヶ月
(最短2カ月)
添削回数 添削5回
試験に合格で2つの資格取得可能

初期費用を安く始めたいなら「基礎コース」がおすすめ。
プラチナコースの概要は以下の通りです。

対象となる資格 プリザーブドフラワーデザイナー
フラワーアレンジメントデザイナー
受講料 79,800円
受講期間 6ヶ月
(最短2カ月)
添削回数 添削5回+卒業課題1回
試験免除で2つの資格取得

確実に2つの資格を取得したいなら「プラチナコース」を選ぶと良いでしょう。

08フラワーアレンジメントを本気で取り組んで見る

フラワーアレンジメントのエキスパートを目指したい人は、資格取得に向けて勉強してみて下さい。
資格をもっていれば知識を深めることができ、エキスパートとしての証明にもなります。
資格取得に向けての勉強は通信講座がおすすめです。
仕事をしている方や主婦の方でも、在宅で勉強ができるからです。
専門学校に通うよりも費用が安く抑えられ、プロの監修を受けた教材を使って確実に知識を付けられます。
同時に資格取得を目指したい方は、2つの資格取得ができる通信講座も検討してみて下さい。

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